GUNDAM SEED DESTINY
機動戦士ガンダムSEED DESTINY[01. PHASE-01] - [50.FINAL-PHASE]
STORY
ストーリー
[01. PHASE-01] - [50.FINAL-PHASE]
16. PHASE-16「インド洋の死闘」
カーペンタリアを出発したミネルバは、潜水艦ニーラゴンゴと共にジブラルタルへ向かった。その頃ネオは、そこから程近い半島で密かに地球軍基地建設の任に就いていた部隊から、ウィンダム大部隊を借り受けていた。援軍を得たネオは、スティングと共にミネルバを襲撃する。迎え撃つアスランとシン。だが、それはネオの巧みな陽動作戦だった。水中深く潜行していたアビスが、ミネルバの目前に迫る。
その頃シンは、突如海岸線から現れたガイアを追って戦線から離れ、基地建設予定地に辿り着いてしまう。そこでは、基地建設のために借り出された現地の民間人たちが、強制労働させられていた。その光景を見たシンは、逆上する。
慣れない水中戦に戸惑うレイとルナマリアを尻目に、アウルはニーラゴンゴを一撃のもとに轟沈させてのけた。怒りに燃えるシンは、基地施設や戦闘車両を次々と破壊する…民間人たちを解放するためとはいえ、それはある意味一方的な虐殺であった。
アスランはシンを平手打ちし、「自分だけで勝手な判断をするな! 力を持つ者なら、その力を自覚しろ!」と怒鳴りつける。シンの瞳には、反抗的な光が宿っていた。
STAFF
- 脚本
- 野村祐一、両澤千晶
- 絵コンテ
- 西澤 晋
- 演出
- 髙田昌宏
- キャラ作監
- 大貫健一
- メカ作監
- 西井正典、有澤 寛