GUNDAM SEED DESTINY
機動戦士ガンダムSEED DESTINY[01. PHASE-01] - [50.FINAL-PHASE]
STORY
ストーリー
[01. PHASE-01] - [50.FINAL-PHASE]
29. PHASE-29「FATES」
シャトルを奪って地球を離れたラクスは、小惑星に隠されていた戦艦、エターナルと合流していた。この一件の報告を受けたデュランダルは、あくまで彼女を偽者として捜査するよう指示すると、暗い執務室で一人過去へと思いを馳せていた。その目前に現れる、ラウ・ル・クルーゼと幼いレイの幻。デュランダルは、幻のラウへ静かに問い掛ける。キラとアスラン、そしてラクスたちの出会いのように、人には定められた運命があるのだとしたら、足掻きながらも生きることに意味はあるのだろうか…?
若き日のタリアは、子供が欲しいと望みデュランダルの元を去った。それはお互いに納得した上での、止むを得ない決断であった。が、選び得なかった道にこそ、本当に望んだものがあったのではないのだろうか? 思い悩むデュランダルに、クルーゼの幻が笑いながら答える。「我らは常に、見えぬ未来へと進むしかないのだ。」そして、デュランダルは言った。「ならば私が変える、全てを。」と。
STAFF
- 脚本
- 両澤千晶
- 絵コンテ
- 米たにヨシトモ、髙田昌宏
- 演出
- 髙田昌宏
- 作監
- 大貫健一