GUNDAM SEED DESTINY
機動戦士ガンダムSEED DESTINY
STORY
ストーリー
[01. PHASE-01] - [50.FINAL-PHASE]
レクイエムの中継点は、全てザフトによって制圧された。が、デュランダルはその処分をひとまず保留し、まずは連戦続きだったミネルバと月艦隊に休息を与える。一方、月の自由都市コペルニクスに身を隠していたミーアは、港にアークエンジェルが停泊していると知り、不安に陥っていた。ラクスの存在を認めることは、今の彼女にとって自己の存在を否定することと同義なのだ。新たな付き人サラは、そんな彼女をそそのかしてラクスの暗殺に利用しようと画策する。
町へ密かに買い出しに出ていたキラ、アスラン、ラクス、メイリンの4人は、ミーアからのSOSメッセージを受け取った。罠だと知りつつも一同は指定された場所へと向かい、二人の歌姫は初めて対峙する。アスランが生きていたことに喜びながらも、救いの手を差し伸べようとするラクスに怯えるミーア。「あたしがラクスで何が悪いの!?」と叫ぶ彼女に、ラクスは「私たちは誰も、自分以外の何にもなれないのです。」と優しく諭す。その時、サラがラクスへ向けて発砲。いち早く周囲の異変を察知していたアスランは、間一髪でラクスを救うと、暗殺者たちを次々と打ち倒す。そこへ、緊急連絡を受けたネオがアカツキを駆って到着。が、その手の上へ乗り移ったラクスに、瀕死のサラが再び銃口を向け…銃声が響き、倒れるミーア。ラクスを庇って撃たれた彼女は、詫びながら静かに息を引き取った。
STAFF
- 脚本
- 野村祐一、両澤千晶
- 絵コンテ
- 鳥羽 聡、西澤 晋、福田己津央
- 演出
- 髙田昌宏
- キャラ作監
- 鎌田祐輔
- メカ作監
- 椛島洋介